各町訪問を終え、午後4時からかいふ農協2階をお借りし、「考える会」を開催しました。中途半端な時間にもかかわらず約50名の「考える会」となりました。四国放送、徳新などのマスコミ関係者も取材に来ていました。
私は、進行役。苦手だけど、何でも挑戦です。
笹岡氏からは、「地元住民から提供された写真から実態調査を行ったが、最低108mで飛行していることが明らかになっており、航空法、日米合意を無視していることは明らかだ。日米安保条約を無くせば、低空飛行も基地も無くせる。いまこそオスプレイ配備ノーの声を上げよう」と呼びかけました。
仁比氏は、国会での質問を紹介しながら、アメリカ言いなりの日本政府の態度を明らかにしました。また今回、アメリカが訓練空域の存在を自ら明らかにしたということは、本格的な訓練を今後も続けるということの態度表明であり、「未亡人製造機」と呼ばれるほど危険なオスプレイ配備や低空飛行訓練は許すわけにはいかない。立場の違いを越えた戦いを広げようと呼びかけました。
会場からは、「操業中、船の前に照明弾を落とされたことがある」「2日続けて低空飛行の爆音を聞いた」「知事さんにもっと声を上げてもらわなくては」「低空飛行を止めさせるための住民組織を」などの声が寄せられました。
安保に賛成の人も、いまの現実は看過できないと考えている人は多い筈です。事実、県議会でも党派を越え、6月議会では、オスプレイなど米軍の低空飛行訓練中止を求める意見書を全会一致で採択しています。
海部郡でも早い時期に低空飛行に物申す住民組織の立ち上げを確認し、「考える会」を閉じました。