行政監視

12日付徳島新聞朝刊29面で、市町村議員の実像①として、昨年12月牟岐町議会で「ゴミ焼却施設の牟岐町での改築に反対し、他町への移転を求める決議」を採択したことが、議会の「役割」として紹介されています。

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2016年12月議会閉会

前後してしまいますが「まーちゃんの牟岐通信2」より転載(2016年12月24日)

 

12月議会が終了しました。本日は、注目のゴミ焼却場の建て替え問題が注目されているのか、たくさんの方々が傍聴に来られていました。5人が一般質問に立ち旧海部病院利用方法、いじめ・不登校、ふるさと納税、千年サンゴの活用などについて質問しました。
私は、6問質問しました。以下、質問原稿です。なお、「ゴミ焼却場の牟岐町での改築に反対し、他町に移転を求める」決議は、全会一致で採択されました。
ゴミ焼却場の他町での改築を求める質問に対しては、町長は、「決議」の採択が確実なのに、相変わらず現地での建て替えの態度を変えませんでした。DSC_1819.jpg

6点について質問させていただきます。最初にゴミ焼却場の建て替えについてであります。この件については、樫谷議員と私が定例会の一般質問で取り上げさせていただき、他町での建て替えを主張してきましたし、行政常任委員会でも全議員の参加のもと議論がされてきました。しかし、町長とは今日においても議会と見解を同じくすることが出来ていないようです。開会日においても、所信表明の中でこの件について多くの時間を割き現在地において廃熱を利用して銭湯、温水プールをやりたい。避難所にもなるし雇用の場にもなる。焼却炉の性能は良く健康に問題はないなどと従来の主張を繰り返しました。唯一、触れなかったのが平成18年3月1日付で6町の町長が署名捺印した「次回は他町で」という合意文章の存在についてです。触れなかったというより触れられなかったのではないでしょうか。誰が考えても内容がおかしいという合意文章ならば、話し合いの結果、変更とか破棄する場合もあるかと思いますが、他町も認め、当時も今も牟岐町民の声を反映した内容になっております。それを行政の責任者自らが無視したり、反故にすることは許されません。本末転倒、そんなことをすれば、住民の政治に対する信頼は失われてしまいます。住民の信頼なくして今後の町政を円滑に進められるとでも思っているのでしょうか。そのことは繰り返し忠告させていただいてきました。
また、所信の中で焼却炉の性能の良さを強調し、健康には問題がないかのようなお話がありましたがこれは無責任な発言と言わなければなりません。決議案にもありますが、科学的調査がされていない中では、誰もが37年間の操業により健康に影響があったとか、なかったとか断言できるものではありません。ハッキリしていることは37年の操業の間、有害物質を含む排煙や焼却灰を排出してきたということです。そして、その期間の半分は、現在の有害物質の排出基準を上回る排煙や焼却灰を排出し、その灰は現在敷地内に埋められ排煙は煙突から周囲にまき散らされてきたという事実です。
37年間の操業の結果、周囲の自然環境・生活環境が良くなったか悪くなったと問われれば、調査はされていないので数字で表すことはできませんが、悪くなったであろうと考えるのが普通ではないでしょうか。住民のみなさんが、子や孫の代までの操業は止めて欲しいと願うのは当たり前の声だと思います。
健康のことで一言付け加えさせていただきますが、あまり知られていないかもしれませんが、日本において難病が増えています。病気の原因が分からなくて治療方法が確立していないのが難病であります。現在、難病の種類は306種類まで増え、毎年のように認定者は増え続け人口の1%を超えるまでになっており対策の強化が求められております。実は私も、近所に住む叔父を数年前に難病で亡くしました。筋肉がだんだん動かなくなる病気で対症療法しかすべがありませんので、本人はもちろんですが、家族も大変辛い思いをしました。何が病気の原因なのか、それが分からないから難病なのですが、研究者は、毎日吸い込んでいる大気に原因があるのではないか、加工食品に含まれている着色料や防腐剤なのではないか、それとも電磁波かもしれない、あるいはそれらが複雑に関係しあっているのではないか等々と主張され、今その原因を探る研究が進められているところです。
したがって、原因が明らかになっていない病気が増えている現在、健康に生きようと考える住民のみなさんにとって、排煙の有害物質が基準内といっても、有害なものはできるだけ避けたいと思うのは当然であって、行政としても一カ所での長期間にわたるゴミの焼却は避ける配慮が必要ではないでしょうか。
町長は、廃熱を利用しての銭湯や温水プールのことをいまだに主張しています。一部の住民のみなさんからそんな要望もあるかに聞いていますが、それが現時点において町おこしにつながるとは到底考えらず、町おこしというならば他に力を入れなければならないことがあるのではないでしょうか。そのことについては後の質問と関連しますので、そこで述べます。
廃熱利用というと、一見、新しい発想、アイデアのように思われる方もおいでるかもしれませんが、ゴミ焼却場の廃熱を利用しようとする発想は時代遅れと言わなければなりませんし、多額の費用も掛かかるものであります。廃熱を利用するには熱源であるゴミの安定確保が必要になりますが、ゴミは海部郡でも減り続けていますし、これからも人口減とともに減ります。さらに、今までも申しあげてきましたが、これから数十年先を見通した時、今よりさらにゴミの削減、再資源化が求められる時代がまいります。

37年間の操業の中で我々が、今後の教訓としなければならないことの一つとして、ゴミの焼却には莫大なお金がかかるということではなかったでしょうか。焼却炉の修理や維持費も、地元の業者が出来るというものでは無く関連会社に、それも事実上言い値でお願いするというのが実態です。
建て替えにあたって今後重視しなければならないことは、この教訓を生かし、焼却炉は極力小型化し出来るだけ施設にお金をかけないようにすることです。
町長は、ご存知ないかもしれませんが、2013年度の資料ですが、現在もほとんど変わっていないと思うので使わせていただきますが、徳島県のゴミリサイクル率ランキングという資料があります。それによりますと、徳島の24の自治体の中で我が牟岐町は9.8%で最下位であります。お隣の美波町は10・9%でワースト3位。海陽町はワースト4位であります。ちなみにリサイクル率1位は、上勝町で76・4%、2位は神山町で54・6%、3位は佐那河内村で、38・4%であります。この結果を見てどのようにお考えでしょうか。この結果から言えることは、牟岐を含め海部郡は、まだまだ焼却するゴミを減らせる可能性が大きいということです。
したがって、町村会の会長である町長の当面の仕事は、ゴミの減量と再資源化に本腰を入れて取り組み、建て替えにあたっては出来るだけ焼却炉の小型化を図ることであり、焼却炉の廃熱を利用した銭湯、温水プールなど論外と言わなければなりません。旧の鬼ヶ岩屋温泉の運営にさんざん苦労し、後始末さえできていない段階で良くこんな話ができるものだという町民のみなさんの声が届いていないでしょうか。同時に、焼却場の建て替えについては、議会の態度が固まった現在、無駄な時間を費やすことなく町民のみなさんの代表である議員、議会の意思を尊重し、牟岐町での建て替えはきっぱり断念し、他町での建て替えを求めるべきだと考えますが、見解を伺います。

次に、町おこしについてであります。幅広い課題ですので千年サンゴ、モラスコむぎをどう生かすかということに限って質問させていただきます。
先日、国交省による牟岐バイパスについての説明会がありました。バイパスが完成すると一日7000台の通行量のうちバイパスは5000台、残りが町内を通る予定であることが報告されました。このことにより現在の国道55線沿いは静かになる、交通事故が少なくなるなどのメリットはあるかもしれませんが、ガソリンスタンドやコンビニなど国道沿いの商店は大きな経済的打撃を受けるであろうことが予想されます。第一次産業の不振のうえに追い打ちをかける事態であります。このままでは牟岐町は錆びれるばかりであります。
バイパスを走らないで牟岐町に来てもらうにはどうしたら良いか真剣に考えなければなりません。町長が言う、銭湯や温水プールに来る人はどんなに努力しても、そんなに多くはないと思いますが、とにかく他町にはない魅力を発信する以外に道はありません。もちろんどんなことに魅力を感じるかは人それぞれですので、多くの人が牟岐町に魅力を感じていただくためには、さまざまな魅力がある町をつくりだす以外にありません。幸い役場の働きかけもあり、町おこしグループの活動を交流する場が設けられ、その輪が広がり、わずかですが、希望の光も見えています。ただ、残念なことに片方では、牟岐町以外の何処にもない魅力であった千年サンゴを生かした事業がとん挫している状況は大変残念なことであります。
先日、千年サンゴの日制定1周年記念イベントが開催されましたが、水上さんの講演を聞いて、講演の依頼を受けるかどうか迷ったという意味が分かり、大変申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。業績不振の話は薄々聞いていましたが、両漁協の撤退、そしてノア牟岐2000のスキューバダイビング事業、モラスコ牟岐からの撤退が現実のものとなってしまいました。
千年サンゴは、日本にとどまらず、世界的に誇れる宝物です。牟岐町の魅力を発信する目玉にしない手はありません。スキューバダイビング事業は当分無理としても、復活のため努力していただきたいし、新たな事業展開を考えていただきたいと思います。
そこでお伺いいたします。スキュバーダイビング事業が行われているときから良く聞かされたのは、いくら立派な宝物があるといっても、観えるのは一部の人達。どないか一般の人でも観えるようにならないのかということでした。確かにその通りで、いくら価値がある宝物といっても観えないのであれば誰も行く気にもなりません。
過去にはそんな計画があったように聞きますが、サンゴの見える位置まで歩いて行けるように海中にトンネルを設置するとか、船上からカメラを下ろし画面を通して観ていただくとか、とにかく一般の人が観えるようにしないとせっかくの宝物を生かすことが出来ません。千年サンゴは本町の町おこしの中心になり得るし、宝の持ち腐れにしてはなりません。
今後、千年サンゴを町おこしにどう生かしていくのかをお伺いし次の質問に移ります。

次にモラスコ牟岐の今後の管理についてであります。指定管理者であったノア牟岐2000が撤退を決めました。一昨日様子を見に行ってまいりましたが、女性が1人受付にいましたが、客はいなく閑散としておりました。建物も建設してから約30年、雨漏りはするし、高い所の窓が閉まらず開いたまま。火災報知機は故障し、電灯も幾つかは切れたままです。今後の管理はどうするのか、補修する計画はあるのでしょうか。

次に健康づくりについてお伺いいたします。歯の健診に絞って質問させていただきます。8月に配布された広報133号に案内が載っていますが、本町では毎年75歳以上の高齢者を対象に歯科健診を行っています。口腔機能の低下防止や疾病予防のためであります。歯や口の中の状態と全身の健康には密接な関係があることが分かっておりこの事業が行われているわけであります。
たしかに若い人でも歯が一本抜けると食事がしにくくなります。それが多くの歯が抜けたり総入れ歯ともなれば食事そのものがしにくくなり美味しくいただけない、食べるものも限られるということになり全身の健康に影響を与えることになります。
新聞報道されていましたが、徳島歯科医師会が75歳以上の高齢者を対象に、定期的に歯の健診を受けている人とそうでない人を調査したところ、受けている人は受けていない人に比べると医療費や介護給費が年間28万円あまり少ないことが明らかになったそうです。定期検診には一定の費用がかかりますが、健診により口の中の健康を保つことが出来れば全身の疾病予防につながり結果的には医療費や介護給費が削減することが出来るということであります。
そこでお伺いいたします。高齢者のみなさんが健康を保ち、なおかつ医療費や介護給費を抑制するためにも健診率を上げることが大切ですが、現在行われている75歳以上の高齢者の受診状況はどうでしょうか、そして今後受診率をどうやって引きあげていくのか計画をお伺いいたします。

次に、今述べてきたように口の中の健康は全身の健康にも大きく関係することが分かっていて、健診は定期的に行うことが望ましく、かつ高齢者になってからではなくなるべく若い時から受けることが大切です。考えてみれば保育所、小学校、中学では歯の健診を受けたように記憶はしていますが、大人になってからは歯の健診など受けた経験のある方は少ないのではないでしょうか。そこでお伺いいたします。本町では、特定健診をはじめ胃癌、肺癌などの検診を行っていますが、歯の健診を追加する考えはないかをお伺いし次の質問に移ります。

次に役場庁舎内での喫煙についてであります。昨日の徳島新聞28面に敷地内禁煙になっている県立中央病院の職員による喫煙に関する記事が大きく載っておりました。病院の調査の結果、院長を含む29人の職員が禁止されている敷地内で喫煙をしていたそうです。そして管理職も見て見ぬふりをしていたとのことであります。喫煙者がタバコを禁止されるのは大変辛いことだと思いますが、受動喫煙の及ぼす被害がハッキリした現在、必ず実行していただかなければなりません。
日本の受動喫煙対策は、WHOから「世界最低レベル」と批判されており、厚労省は、今まで努力義務としていたのを法改正、もしくは新法で病院や学校は敷地内禁煙、官公庁や社会福祉施設は建物内禁煙とし違反すれば管理者とともに喫煙者にも罰則を適用する方針であります。そこでお伺いいたします。
現在、屋外ということで西側の出入り口付近でタバコを吸っている職員を時々見かけますが、町民のみなさんからはあまり評判がよろしくありません、そこで何処か屋外に簡単な喫煙室を設けたらどうかと思いますが、どのようにされる予定なのかお伺いし次の質問に移ります。

次に、学校におけるイジメについてであります。これだけイジメが社会問題化し対策が講じられているのにも関わらず、相変わらずイジメによる子どもの自殺が報道され悲しく、残念な気持ちでいっぱいです。ただ、本町における学校では議会でも再三取り上げられてきましたが、幸い保護者・教師の努力もあってイジメがあったという答弁は聞いたことがありません。ただ、今年の10月28日付徳島新聞では、「2015年度 小・中・高いじめ最多」と報道されております。良く読んでみますと、小さないじめも見逃さないという意識が浸透したことで認知数が増えたということですが、相変わらず多いというのは放置するわけにはまいりませんので改めてお聞きします。本町におけるいじめの実態をお示しください。

次に、教師の犯罪についてであります。飲酒運転に始まり盗撮、公然わいせつなど、教師による犯罪が次々報道されています。ただ、良く報道されるのは他の仕事をしている人に比べて教師の犯罪が多いからではなく教師がゆえに報道されているということであって、そこは冷静にみる必要があると思います。ただ、子どもが好きで子どもの成長を喜べる人でなければ務まらない職業である教師が子どもに顔向けできないような犯罪を犯してしまう。そこには個人的な資質の問題だけではなく、奥深い問題が潜んでいるのではないかと感じます。私にも教師の知り合いがいますが、共通して感じるのは大変忙しいということ、そして、心の病を抱えている方が比較的多いと感じることです。そこでお伺いいたします。教育長も長年教師をやってきて、どうして教師がこのような犯罪を起こすことになるのか、思い当たることがあればお話しください。
また、このような教師の犯罪が続く中で教育委員会としての対応も必要だと思います。教育委員会として今後どのように対応しようとしているのかお伺いし質問を終えます。

ゴミ焼却施設の牟岐町での改築に反対し、他町に移転を求める決議
海部郡広域ゴミ処理施設、海部美化センターの操業を開始してから37年になる。すでに耐用年数は過ぎており、現在の場所で改築するのか、それとも新たな場所に移転するのかが行政・地域住民に問われている。
ゴミの焼却処分は、資源の再利用、環境悪化防止の観点からは出来るだけしない方が好ましく、ゴミの削減、再資源化を進めてきたが、長年にわたり郡内の大量のゴミを集め焼却処分してきたのも事実である。その結果として、猛毒ダイオキシンンなどの有害物質の基準を超えた排出が問題になり、操業から約20年後には排ガス高度処理設備設置工事や焼却灰の埋め立て地全体をシート等で被うダイオキシン対策工事が行われた。操業37年の約半分の期間は、現在の基準を超える有害物質が排煙や焼却灰として大気や海に放出されてきたということである。また、工事終了後も基準内とはいえ現時点においても有害物質が排出され続けている。
その長年の有害物質の排出が、地域住民の健康や環境にどのような影響を与えたのかは科学的調査がされていないもとでは、誰も影響があったと言えなし、ないとも言えない。ただ37年間、有害物質を排出してきたことは厳然たる事実であり、生活環境・自然環境に悪影響を与えてきたであろうことは容易に想像できる。
したがって地域住民が、これ以上、現地での操業は止めて欲しいと願うのは当然である。また、次回は牟岐町以外で建設するとの6町長が署名・捺印した「申し合わせ書」も存在する。行政自らがこの合意を反故にすることは、住民の行政に対する信頼を失墜させ今後の行政運営を困難にする。これらの事実に基づき牟岐町議会定例会、行政常任委員会において、議員からは、現地での改築に反対し他町への移転を求めるとともに関連予算否決の可能性についても言及してきた。
しかし町長は、これらの声に耳を傾けることなく、「現地での改築が早く安く出来る」「排熱を利用して銭湯や温水プールをやりたい」「避難所として利用出来るし、牟岐町の振興のためには必要」などと、現地での改築の姿勢を改めようとはしない。
確かに、交流人口を増やし、牟岐町の振興を図ることは大切なことであるし、避難所も必要である。しかし、焼却施設と併設ということになれば現地でのゴミ焼却がこれからも長く続くことにつながる。また、銭湯や温水プールの設置が牟岐町の振興につながるとは到底考えられない。
もちろんゴミの減量、再資源化を進めても一定量のゴミは焼却処分しなければならないとすれば、何処かに焼却施設を設置する必要がある。ただ、性能が良くなっているとしても有害物質排出が避けることができない現状においては、長年一カ所でのゴミ焼却は避けるべきであり、焼却施設の位置は、郡内各町持ち回りというのが適当と考える。
よって本議会は、現地でのゴミ焼却施設の改築に反対するとともに、牟岐町長、海部郡町村会に対し、他町に移転を求めるものである。
以上、決議する。
平成28年12月16 日                  海部郡牟岐町議会

2016年9月議会閉会

前後してしまいますが「まーちゃんの牟岐通信2」より転載(2016年12月24日)

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みなさん おはようございます。17日午前6時半現在、晴れで気温は22℃。「赤旗」日曜版の配達をおえて帰ってきたところです。昨日、議会が終わってホッとしています。疲れがドッと来ましたけど気分は(^。^)

一般質問では、●防災・減災対策について●海部老人ホームの民営化について●ゴミ焼却場の建て替えについて●少子化対策について●地方創生アイデア募集について●国保・国庫負担金の削減についてとりあげました。

質問原稿をご紹介します。
6点について質問させていただきます。最初に防災・減災対策についてであります。この件につきましては6月議会でも質問させていただきましたが、5年半前の東日本大震災、そして今年4月の熊本地震と相次いで大災害が起こり、町民のみなさんの防災・減災対策に対する関心が大きく高まっております。また、この議会での議論が防災・減災につながり、少しでも町民のみなさま方の被害を少なくできればという思いで質問させていただきます。
最初に6月議会で検討すると答弁されたことについて、あれから3か月、その後、どう検討されたのかということであります。
最初に、仮設住宅の建設予定地を災害が起こってからではなく、事前に決めておき、地権者とも契約を交わしておくべきだという質問に対し、「牟岐小グランド、山田の残土処分場を考えているけれど、公有地だけでは足りないので民有地も考えている。また、広域連携による対策も考えたい」と答弁されました。
総務課長が「地震で1320棟、津波で1280棟全半壊し、浸水はそれ以上」と答弁したように必ずやってくる大規模地震津波により牟岐町は、大きな被害が予想されています。したがって、災害が起きてから場所を探すというのではなく、仮設住宅の建設地などは事前に決めておくというのは大事なことです。その後、どんな検討がされたのかお伺いいたします。
次に、現在、健康管理センターを売りに出していますが、方針を転換し、いざという時のために避難所として維持管理しておいたらどうかという質問でした。町長は、「災害時に使用するには平時から活用しておく必要があり、再度検討したい」と答弁しています。
熊本地震でも明らかなように、被害が広範囲になれば、仮設住宅もなかなか建設することが出来ません。たちまちそれまで何処で住むのかということになりますし、関連死ということも問題になります。健康管理センターの規模であれば少なくとも100人程度はしばらくの間暮らすことは可能ではないでしょうか。8月28日に「むぎいろフェスティバル」という催しがあり参加させていただき美味しい「ネギ焼」をいただいてきましたが、普段は、希望者があれば催し会場、会議などの場として使い、温泉の機能を維持してまでとは言いませんが、最低限の維持管理をし、いざという時は避難場として使えるような状態にしておければと考えます。その後の検討結果をお伺いいたします。
次に、ヘリポートの照明設備の設置についてであります。平時のヘリポートの使用は、条例でも日の出から日没までと決まっていますが、災害時、夜の使用もあり得ることなので、スムーズに離発着が出来るようにと思い質問させていただきましたが、「県のほうでもそんな検討をしていると聞いています」との答弁でありました。その後どのような検討をされたのかお伺いし次の質問に移ります。

防災・減災対策には、災害が起こる前に行っておく対策、災害当日から数日間の対策、復興に係わる長期的対策に分けられると思いますが、今からさせていただく質問は、災害時から数日の間、その間にどれだけの命を救えるかに係わる質問です。
想定されるマグネチュード9程度、震度6強から7程度の巨大地震が起これば、総務課長の答弁にあったように牟岐町は地震や津波で大きな被害を受けることは間違いありません。おそらく役場から観える範囲の住宅は壊滅的な被害を受けることになるのではないでしょうか。火事で消防を呼んでも電話が通じない。通じてもどうしようもない。救急患者がいても救急車は来ないしヘリも飛んでこない。つぶれた家の下敷きになっている人をなかなか助け出せない。食べるものや飲み水が簡単に手に入らない。道路は瓦礫や破損で通れない。大変残念なことですが、東日本大震災や熊本地震で実際にあったことだし、牟岐町でもそうなることは間違いないと考えて対策を考えなくてはなりません。
そこでお伺いいたします。災害が広範囲になるため、災害当日としばらくの間は、何処からも救援に来られない、何事も自力で対応しなければならない時間がしばらく続くと思われます。まさに住民力が試される時間だと言っても良いかもしれません。地震・津波が収まってからの話になりますが、救命や食料の運搬など何をするにも最初に道路の通行の確保が大事になってきます。もちろん町民のみなさんも懸命に努力されると思いますが、何と言っても重機の力を借らなければ仕事が捗りません。とにかく最初の一歩を踏み出すには重機の力が必要です。そのためには動かせる重機があるということが前提になりますが、それを動かす燃料の確保が大変重要になってきます。特に牟岐町の場合は、4カ所あるガソリンスタンドがすべて低位置にあり、津波の影響で使えなくなることが考えられるからであります。
牟岐町防災計画では、燃料の確保については、「大規模災害時に燃料が不足した場合、緊急通行車両や重要施設、避難所で必要とする燃料は、県が協定済みの徳島県石油商業組合加入業者より、調達の要請を行う」としか書かれていません。しかし、被害が広範囲であるため、ある程度落ち着き道路の通行が確保されれば書かれていることが可能になると思いますが、災害直後には現実的ではないと思いますが、どのような認識をお持ちでしょうか。
次に、海部消防本部でお話を伺いましたが、ガソリンでは200ℓ、軽油・灯油は1000ℓまでは別々に貯蔵する場合は、個人・会社でも可能だと言いうことであり、それ以上の場合は危険物として規制があるということでした。
ユンボの大きさを示す言い方として01とか07という言い方があります。バケットの容積を表す言い方で1㎥を1として、100ℓは01、700ℓは07という言い方をしているわけです。例えば01のユンボでは、30ℓ燃料を入れておけば、仕事の内容にもよりますが、軽い仕事であれば一日動かせるそうです。ただ、07クラスになると一日動かせば200ℓは必要になるとのことです。いずれにしましても、災害から一定の間は、自力で頑張るしかないとう状況が生まれますので、地震津波の影響を受けにくい所にということになると思いますが、何らかの方法で燃料の貯蔵ということが必要になると思いますが、どうお考えでしょうか。
次に、燃料の確保というのは、わが町だけの問題だけではなく、徳島県下全自治体共通の課題だと思います。特に太平洋に面した自治体にとっては早急に解決しなければならない課題だと思います。現実的には安全な場所に事業所がある業者に貯蔵庫を設置していただき、日頃の業務にも使っていただきながら、災害時にはそれを使用して災害復旧に頑張っていただけるような仕組みづくりが出来ればと考えます。そのためにも、県・国の助成制度が必要です。現在、そのような制度がないのであればこの際、県に要請すべきだと考えますが、いかがでしょうか。

次に、海部老人ホームの民営化についてです。この件については27年12月議会で取り上げさせていただき、老人福祉法により行政の責任が明確にされていること。また、お年寄りのご苦労があり現在があるのであって、様々な理由で生活が困難になった場合は社会全体で高齢者の生活を支えて行こうというのは今に生きる人間として普通の感情であり、行政が最後まで責任を持つことを求めました。
質問の中で明らかになったことは、一人暮らしの高齢者・世帯が年々増えており、海部老人ホームの果たすべき役割がますます重大になっていること。ハード面では2人部屋などの問題はあるけれども、職員の方々が献身的に働いていただいており、毎年、定数をほぼ満たしており、利用者からの苦情はないということでしたし、非常にサービスは良いということでした。
また、私の最後の質問「民営化で現在のサービスが維持でき職員の待遇が改善される保証はあるのか、あるとすればその根拠を示してください」の質問に対しては、明確に答えず「あまり差はないと考えています」と答弁しています。
この民営化については、その理由の一つとして町長が良く言及するのが職員の雇用形態のことです。確かに、正職員が7名、臨時16名、パート3名というのは公的施設で働く職員としての待遇には問題があり改善が求められます。ただ、それが民営化によって解決するのが明らかであれば職員のみなさんが揃って反対する筈がありません。また、今年6月議会で樫谷議員の「民営化でいくら削減できるのか」という質問に対し、「介護給付費の増加が予想され、現在の負担額が減額されるものではない」こと。また、「本来必要な正規職員の数を雇用すると負担額は大幅に増える」と答弁しています。
以上、海部老人ホームの民営化にあたっての議会での議論の中身です。町長が強調する職員の待遇が改善される保証がないこと、経費が削減できるのではないということもはっきりしました。これで、民営化を進めるのには無理があると思います。
もう一点加えておきたいのは、委託する方と委託される方。一見、委託する方が立場が上に見えますが、やがて立場が逆転します。行政は一旦民間委託してしまうと、業者に頼りぱなしになり、やがては業者の言いなりになるというのが一般的な流れです。そして、自己都合でさっさと撤退する場合もあります。一旦足を踏み出すと後戻りするのが大変です。これと言ったメリットのない民営化は止めるべきではないかと申し上げて次の質問に移ります。

ゴミ焼却場の建て替えについてであります。この40年近く現在の焼却場は郡内のゴミを焼き環境を維持するための役割を果たしてきまし、雇用の場としての役割も果たしてきました。ただ、操業を初めて20年ほどは猛毒ダイオキシンを含む排煙を牟岐町上空にバラ撒き、焼却灰も野ざらしにされてきました。現在、焼却灰は梱包され阿南市で処分されていますが、排煙は週5日間、確実に牟岐町上空に排出されています。バグフイルターで処理されているといっても、有毒なものが排出されていることは間違いなく、期間が長くなればなるほど放出量、蓄積量は増えて行きます。それがどれだけ自然にダメージを与え、住民の健康に影響を与えているかの調査はないので何とも言えませんが、焼却場がないよりある方が被害があるとすれば大きくなることは当然です。
建て替えにあたって、我々が考えなければならないことは、今後数十年先を見通した時、今以上資源の浪費をやめ、有効利用、再資源化の流れが進むであろうし、ゴミは焼けば良いという考えは改めざるを得ない時代が来ると思います。そして、ゴミを焼却するにあたって莫大な費用が掛かることもこの間体験してきました。焼却施設に多額の費用をかけ、修理・維持費も業者の言い値といっても良いと思いますが、多額な費用をかけてきました。したがって、今後、ゴミ処理を考える場合、出来るだけゴミは燃やさない。焼却施設はできるだけ小型化し、同じように費用が掛かるのなら、地元に落ちる工夫をする必要があるのではないでしょうか。
焼却施設を小型化し、経費を抑えるにはどうすればいいのか。燃やすゴミを少なくすれば良いわけで、分別の徹底で資源化を促進すること、なかでも生ゴミの分別、資源化がそのカギを握っています。多くのデーターから燃やしているゴミのうち質量の約4割が生ゴミだと言われています。この分別・資源化が実現できれば焼却炉の小型化が可能になります。例えば、昨年度、海部郡衛生処理組合では1日平均29,09トン、年間では7157トンのゴミを焼却しましたが、4割の生ゴミを別に処理できればそれだけ焼却炉の小型化が実現できます。ただ、新たに生ゴミ処理に経費が必要ということになります。しかし、それは今までとは違い、経費は少なくて済むと思われますし、地元にお金が落ちる使い方ができるのではないかと考えます。以上のことから焼却炉の建て替えにあたっては、資源ごみの分別の徹底、生ゴミの分別等を実施し、極力小型の焼却炉になるよう考慮すべきだと考えますが、どのようにお考えなのでしょうか、お伺いいたします。
次に、建て替え場所についてであります。町長は、現在地で改築すれば時間も早く経費も安くなると主張します。それは、その通りかもしれません。しかし、その論で行くなら次回も、その次も現地でということになるではありませんか。いくら目に見える被害がないからといって、同じ場所でのゴミの焼却を長年続けることは問題だと思います。目に見えるような被害が起こってからでは遅いのです。
この焼却場を造った時の関係者に聞いてみてください。文章はないとのことですが、次は他町だという認識をもっておられたと思いますし、6町の町長が交わした合意文章を自ら破るということになれば、行政の信頼はがた落ちで、今後の行政運営がとてもうまくいくように思えません。そう言うことにならない様、建て替え場所については、他町に強く求めるべきではないかと考えますが、どうでしょうか。
次に少子化対策に関連して、不妊治療に対する支援についてお伺いいたします。結婚するしない、子どもをつくるつくらないは個人が決めることであり、行政がとやかく言えるものではありませんが、少子化、人口減は、社会問題として行政としては対策を考えねばなりません。
晩婚化が原因の一つだと言われておりますが、不妊症の方が増えていると言われております。もちろん不妊の原因は男女ともにあり、妊娠を望む夫婦が一年間の性生活を送っているにもかかわらず妊娠しない場合は治療の必要があると言われております。基本的な検査のあとタイミング法、人工授精などの治療を段階的に進めて行き、それでもダメな場合、保険のきかない体外受精や顕微授精と進んでいきます。この二つの治療法は、成功率がそう高くないのに値段が非常に高いという問題があります。平均で1回あたり30万~60万円ほどかかるそうであります。経済的に豊かな人は治療を続けることが出来ますが、そうでない人はあきらめざるを得ないという実態があります。
そこで始まったのが不妊治療助成制度です。現在、徳島県でも国の制度に上乗せする形で「徳島県こうのとり応援事業」という助成制度があります。43歳未満の妻を対象に治療の種類により3万円から30万円までの助成をするものです。治療額から言えば十分な助成額ではありませんが、対象者は是非この制度を使っていただきたいと思います。
そこで、お伺いいたします。最初に、本町における県事業の利用状況はどうなのかお伺いいたします。 次に、諦めないで頑張っていただくためにも制度の存在を知っていただくことが大切です。広報はどのようにされているのでしょうか。次に、先ほど述べたように治療額が非常に高く、助成額が十分とは言えない中、県の制度に上乗せする自治体がひろがっています。本県では、阿南市、三好市、東みよし市、勝浦町、北島町、石井町が上限10万円ほどの助成を行って不妊で悩む方々に歓迎されています。本町での少子化は御存じのように深刻であります。結婚し町内で住む対象者そのものが少ないというのが現実ですし、財源的にも大きな負担にもならないと思いますので本町でも少子化対策の一環として上乗せ助成制度の創設を求めたいと思いますが、いかがでしょうか。

次に、町は、地方創生に係わる住民のみなさんのアイデアを募集していましたが、どんなアイデアが出たのかお伺いいたします。昨年8月10日付で「牟岐町創生 アイデア募集」という文章を出しました。テーマとして、①牟岐町に仕事をつくる。②牟岐町に新たな人の流れをつくる。③若い世代の結婚、出産、子育ての希望をかなえる環境を整備する。④農山漁村が共生する地域特性に応じた生活圏の形成という内容でありました。
町おこしは行政主導では成功しないというのが常識であり、住民のみなさんの立ち上がりこそが大切です。したがって、アイデアを募集し、良いアイデアを取り入れて行くという姿勢は大事なことだと思います。今後も続けていただきたいと思いますし、我々も参考にさせていただきたいと思いますのでご紹介していただければと思います。よろしくお願いします。

次に国保、国庫負担金の削減についてであります。本町は少子化対策、子育て支援の一環として中学卒業までの医療費を一部負担金はいりますが、無料化しています。ところが国は、けしからんということで国庫負担金を削ってきているわけです。この件で意見書をあげさせていただいていますが、82万円の削減額は、子どもの医療費に限っての額です。ひとり親家庭、重度身体障害者医療にも関係しますので、実際はもっと多くなります。
この件については地方の少子化対策を国が足を引っ張るのか、本来国がやるべきことではないのかということで全国知事会、市長会が政府に申し入れをしています。当然のことだと思います。
そこでお伺いいたします。町長はこの件についてどのような認識なのか、そして、おかしいと思ったら声をあげるべきだと思いますがどのようにお考えですか、最後に伺って質問を終わります。

提案していた意見書は、全会一致で採択されました(^。^)

子育て支援に逆行する国保国庫負担金削減の廃止を求める意見書(案)

子育て世代を支援する医療費助成制度は、少子化や人口減にストップをかけ、地域活性化策の一環として実施されている制度であり、その重要性はますます高まっており、現在、程度の差はあれ全国すべての自治体が実施している。
医療費の一部負担への助成は、疾病の早期発見と治療を促進し、子どもの健やかな成長を目的に行われているものであり、自治体は限られた財源のなかその目的達成のため懸命の努力している。一方、国は、その事業を実施している自治体に対し「医療費が増加する」とし、国民健康保険国庫負担金を削減するペナルティを科している。ちなみに、本町の子ども医療費助成に対する削減分は約82万円(平成27年度)になる。
少子化に伴う人口減少問題は、本来、国の施策として取り組むべき課題であり、こうした減額調整措置を行うことは、自治体による少子化対策の取り組みを阻害していると言わざるを得ない。自治体の努力に応えることこそが政府に求められているのである。
よって政府においては、子どもの医療費一部負担金の助成を行っている自治体に対するペナルティである国庫負担金削減を一刻も早く廃止するよう求める。

以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

平成28年9月  日

徳島県牟岐町議会

提出先 内閣総理大臣 総務大臣 財務大臣 厚生労働大臣 衆院議長
参院議長

6月議会が終わりました

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6月議会では珍しく議長を除く全議員が一般質問しました。これが当たり前ですけどね(^。^)

私は、3点について質しましたが、原稿を紹介します。

3点について質問させていただきます。最初に防災・減災対策についてであります。

「天災は忘れた頃にやって来る」と言う言葉があります。天災直後の緊張感や心構えを忘れることをいましめる言葉ですが、忘れるどころか、1995年、阪神淡路大震災、2001年、芸予地震、2003年、十勝沖地震、2004年、新潟中越地震、2008年、岩手・宮城内陸地震、2011年、東日本大震災、そして熊本地震と大災害が続き、東日本大震災では、原発事故もあり5年が経った今でも17万人を超す人達が避難生活をされています。また、熊本地震におきましても、地震発生から2カ月、6月13日現在、145カ所で6431人がいまなお避難生活を余儀なくされている状況であります。

我々、牟岐町の住民にとって関心を持たざるを得ないのは南海トラフにおける巨大地震であり、それにともなう巨大津波であります。南海トラフにおけるマグネチュード8~9クラスの地震が起こる確率は今後30年以内では70%程度、50年以内では90%程度と言われております。また、南海トラフでの平均地震発生期間は88・2年と言われており、1946年の南海地震から70年経過している今日、その発生が心配されます。さらに今回の熊本地震の発生は、中央構造線断層における地震発生の可能性が指摘されることになり、県においても被害想定を策定する方針であります。

さて、現在の科学をもってしても地震がいつ起こるか予測することは不可能な今日、我々が出来る事は、地震発生後、予想される被害を最小限に食い止めるため、行政はもちろん個人としても、今のうちに出来る事はしっかり準備しておくことであります。

そこでお伺いいたします。この避難道、避難場所の整備については今までも議論され、随時整備されてきたところですが、地震発生直後、どれだけの方が安全に避難することが出来るかということに影響することであり大変重要なことであります。現在の到達点、今後の課題・予定についてお伺いいたします。

次に、避難した後の対策ということになりますが、備蓄食料などの確保状況についてお伺いいたします。都会に比べればある程度の食料を備蓄している農家が近くにあり、水についても確保しやすい環境にあると思いますが、予想される被害が大きく広範囲になるため、救援物資はスムーズに届かないことを前提に対策を考えておいた方が良いのではないでしょうか。そのため一定の食料の備蓄はどうしても必要であります。これについても随時備蓄を増やしてきたと思いますが、現時点で何人が何日生きていけるだけの食料を備蓄しているのか、また、今後の計画をお伺いいたします。

次に、我々が立ち向かおうとしているのは巨大地震であり巨大津波であります。平成26年3月に作成し町民のみなさんに配布した牟岐町津波避難マップでは南海トラフ沿いで最大規模マグネチュード9・1の地震が発生した場合、牟岐町では6強から7の震度。そして、9・8mの津波が押し寄せてくることを想定し、緊急避難場所、津波避難ビルを表示しています。ただ、実際はどの程度の地震、津波が来るのかは誰にもわかりません。推定より大きいかもしれませんし小さいかもしれません。しかし、海岸ぶちの海抜の低いところに多くの家屋が密集しているというのが牟岐町の地理的特徴ですので、例えば推定の半分の規模の地震津波であったとしても家屋が大きな被害を受けることは間違いないと思います。この役場の屋上から観える範囲の大部分の家屋は津波の被害を受けると考えて間違いはないのではないでしょうか。そこでお伺いをいたします。津波マップでは浸水地域の表示もありますが、備蓄食料、仮設住宅の建設戸数とも関係するのでお伺いするわけでありますが、本町が推定している地震津波があった場合、倒壊家屋、浸水家屋数はいくらと考えているのかお伺いいたします。

次に、これも避難した後の対策ということになりますが、阪神淡路大震災や東日本大震災、そして熊本地震もそうでしたが、災害直後、何処でも問題になるのが大量の瓦礫の処理どうするかということです。災害後のことですから、良い仮置き場があったとしても役場職員自身が被災者になる場合が当然ありますし、土地の所有者が死亡していたり不明であったりしてなかなか話が前に進まないということがあります。また、住居が破壊、流失した場合、住居の確保をどうするかということについても行政の大きな課題になります。子どもや親戚の所、賃貸住宅などに移住する方もおいでると思いますが、牟岐町の場合、予想される地震津波の規模からして仮設住宅の建設ということも必ず必要になるでしょう。そんなことを考えますと、震災前にやれることは事前にやっておく。瓦礫の仮置き場や仮設住宅の建設地などの決定、土地所有者との契約を事前に結んでおくことは災害後の復旧を考える場合大変重要だと考えます。また、仮設住宅建設予定地の確保が可能となった場合、その後の作業を早く進めるためにも水道管の埋設などは済ませておくというのも大事なことだと考えます。そのような考え、計画はあるのかどうかお伺いし次の質問に移ります。

次に今の質問とも関連しますが、牟岐町の場合、緊急避難場所はあっても長期の避難生活ができる所ではありませんし、その場所は少なく限られます。熊本地震での避難先での様子をマスコミが伝えていますが、夜中に「助けて~」の叫び声が聞こえる。断水していてトイレが使えない。洗濯ができない。食器が洗えない。風呂に入れない。また、仕切りがないのでプライバシーが確保できないなどの声。さらに車中泊を続けることによる関連死も問題になっています。

本町では小中学校の教室、体育館、町民体育館なども避難場所にはなるとは思いますが、そこにしても教育の場であり、長くいられる場ではありません。そこでお伺いいたしますが、健康管理センターを現状のまま維持管理し、いざという時の備えとしてはどうかという質問であります。現在健康管理センターは譲渡の方針のままであり町のHPにはその旨書かれています。甚大な被害、避難生活の長期化が予想される地震津波災害。一定期間の避難場所として現状のまま維持・管理するよう方針を転換すべきだと思いますがいかがでしょうか。

次に災害後復旧をスムーズにするために常日頃、担当職員だけではなく可能な限り多くの職員が罹災証明発行に係われるよう訓練しておく必要があるのではないかということです。今回の熊本の地震においても被害が広範囲であったということもあり震災から一か月後の5月15日時点では、30市町村で計10万3477件の申請に対し、発行は21市町村3万682件にとどまっていました。罹災証明には全壊、大規模半壊、半壊、一部損壊などがありますが、被災者再建支援金の受給や仮設住宅への入居、損害保険金の請求の際にも必要になります。速やかに発行しないと、建物を壊したり修理することも出来ないので復旧が進まないということになるわけであります。そのような対策を考える必要があると思いますがいかがでしょうか。

次に、災害時、アマチュア無線を有効利用できないかという質問です。災害時、一定期間広範囲にわたり停電し、その復旧には一定の時間かかり連絡体制に問題を生じることが懸念されます。本町にもアマチュア無線免許所持者がいます。あらかじめ周波数を決めておけばハンディ―タイプの無線機でも近い避難所間であれば十分その役割を果たすことが出来るし、避難所間をつないで行けば全体に情報を伝えることは可能になるかもしれません。ぜひ、自主防災連絡会議などの場で提起していただきたいと思いますがいかがでしょうか。

次に、ヘリポートの整備についてであります。緊急時、夜間においても離着陸が必要になる場合があろうかと思います。離着陸が迅速にしかも確実・安全に行われるようヘリポートの周りに照明を置くなど工夫が必要だと思いますがいかがでしょうか。以上、これで防災・減災対策についての質問を終え、次の質問に移ります。

 

次に町おこしについてであります。地方創生、町の活性化、まちづくり等々、良く似た意味の言葉だと思いますがいろいろな言い方がされています。ただ、これは、よく言われる少子高齢化、過疎の克服、働く場の確保などはもちろん大事な課題ではありますが、決してそれだけではなくて、もっともっと幅広い内容もつ概念だと思います。平たく言えば、牟岐町で暮らしたい人は暮らすことができ、しかも、牟岐町に住んで良かったと思える人生をおくれるような牟岐町をつくろうということではないでしょうか。

この件については、何度か取り上げて参りました。このような牟岐町を創って行くためには行政の果たす役割は大きいのは間違いありませんが、何と言っても主役は住民のみなさんであります。住民のみなさんの立ち上がりがなくして町おこしなど出来るはずがありません。したがって、これからの町おこしは、いかにして住民のみなさんの知恵と力を発揮していただくかにかかっていると思います。その力を発揮していただく方策として、各分野で頑張っておられる方々、本町貢献の努力に光を当てること、具体的には町HPや広報で紹介する場を設けたらどうかということ。二つ目に表彰規定をもっと積極的に運用したらどうかという提案を以前にさせていただきました。

町長も「頑張っておられる方に、何らかの光が当たるよう検討したい」と答弁されていますので引き続き努力をしていただきたいと思います。

さて、質問に移りますが、今年3月に作成の「牟岐町総合戦略」ですが、中身自体は良い内容になっていると思いますが、これを住民のみなさんと共通の目標として一緒に取り組んでいくようにするにはどうするのかということであります。いつかの議会でも申し上げたこともありましたが、議会で議員のみなさんに話をするだけでは不十分です。たまに怒られることもあろうかと思いますし、忙しいというのもあると思いますが、もう少し住民のみなさんの所に出かけて行く努力がいるのではないでしょうか。

次に、ここ数年、地域の住民団体による活動が活発になってきたことを町民のみなさんも感じておられると思います。昨年度においても各種団体が地方創生支援事業の補助金を使って様々な事業に取り組んでいただきました。牟岐あんどんの会は、天草を使用した特産品の開発及び体験イベントを開催し、交流人口の増加を目標に活動しています。また、カモン牟岐は、新たな地域特産品の創造により耕作放棄地の解消と雇用の創出、交流人口の増加を目標に牟岐ビール事業に取り組んできました。その他の団体も、町おこしに通じる様々な事業を取り組んでこられています。ここに町おこしのヒント、新しい町おこしの芽があるのではないでしょうか。ここに太陽の光を十分当て、適度な水を上げれば大きく育ち立派に花を咲かせるのではないでしょうか。先に申し上げたように住民のみなさんの努力に光を当てるということだと思いますが、これらの団体が取り組んだ内容をお互いに発表したり、成果や問題点を共有する場を設けることにより、お互いの活動が一層豊かなものになると考えます。一年に一度は、お互いの活動を交流する場を設けるべきだと思いますがいかがでしょうか、そのことをお伺いし、次の質問に移ります。

 新聞紙上で「出羽島アート展」やスキューバーダイビング事業が中止になるのではないかとの報道がされております。もし中止ということになれば、今後交流人口を増やしていかなければならない本町にとって、また、事業を楽しみにして下さっている方々にとっては大変残念なことであります。

人間もそうですが、何事も一直線に成長するものではありません、山あり谷ありの中で不十分な点は、改善し良いものは伸ばすことによって物事は発展するものです。出来る事なら二つの事業についても、不十分な点は改善し、何とか存続させていただきたいものだと思いますが、この事業の現状と町として今後どう対応されるつもりなのかお伺いし次の質問に移ります。

 

次に「部落差別の解消の推進に関する法律案」についてであります。ご存知ない方が多いと思いますので法案を議員のみなさん、町長、教育長にお渡ししています。国会閉会間際に衆院法務委員会に議員提案され、国会閉会とともに継続審議となっているものです。

ご承知のように同対審答申に基づく特別対策は2002年3月末に終了しています。なぜ終了したか、一口で言うと、同和地区をとりまく状況が変化し、これ以上、特別対策を続けることは差別解消に有効でないとの判断からであります。もともと特別対策法でありますので、その目的を終えれば終了するのが当然と言えば当然のことです。大事なことは、差別が完全になくなったから終了したということではなくそれ以上続ければ差別解消に有効ではないとの認識です。言い換えればこれ以上特別対策を続ければ差別解消に悪影響が出るという判断です。特別対策を終了し、一般対策に移行したというのはそのような理由からであります。

身近な例をあげます。私は、本町の予算審議、決算審議で毎回問題にしていますが、更新住宅の家賃の問題です。「いつまでも特別扱いは止めよ」と主張してきていますが、一部に住宅家賃月1万円の定額家賃が存在しています。町長も不合理を認めながらそのままにしていますが、これが特別対策の名残です。こんな特別な施策を続けることは決して差別解消につながりません。むしろ住民間に溝をつくり差別解消に逆行します。この実態を知っている人は「同じ人間と違うのか」と怒っています。しかし、その声を上げません。なぜか、特別対策法を根拠に長年やられてきた一部運動団体のむちゃくちゃなやり方を知っているからです。

今回の法案を見ると「部落差別の解消」という言葉が随所に出てきます。そのこと自体は誰も反対する人はいないでしょう。ただ、良く見て行きますと、「地方公共団体の責務」「相談体制の充実」「実情にあった施策」「必要な教育及び啓発を行う」「部落差別に係る調査を行う」などの文言が出てきます。

今までの経過を知らなければ「なるほど」「良いことだ」と思う人もいるかもしれませんが、この法律を根拠にかってのように運動団体の乱暴な行政に対する介入が繰り返される恐れが十分ありますし、部落差別を目的とした法律を基本法として制定すれば、その被差別対象地域及び住民を法的に固定することに繫がり、差別解消には有効とは思えません。このような法案は撤回すべきだと考えますが、町長、教育長のこの法案に対する感想をお伺いし質問を終えます。

 

意見書を提案し全会一致で採択されました。

 

給付型奨学金の創設等を求める意見書(案)

 

わが国には、憲法、教育基本法の理念に基づき経済的理由により就学が困難と認められる大学生等を対象として日本学生支援機構による無利子、有利子の貸与型奨学金制度があります。

長引く不況、授業料の引き上げとともに利用者は年々増加を続け、昨年度の利用者は134万人であり、実に2人に1人は奨学金を借りており、いまや奨学金なしでは日本の大学(高等)教育は成り立たない状況です。

しかしながら、貸与型であるがゆえに奨学金を利用した学生は卒業後その返還をしなければならず、その額は平均300万円といわれています。人生の新たな門出を大きな借金を背負ってのスタートということになり、現在の労働事情もあり、たとえ返済ができても貯蓄まで手が回らず結婚できないなど厳しい生活を余儀なくされているのが現状であり、貧困の連鎖を断ち切るどころか逆に奨学金という借金が新たな貧困を生み出しています。経済的理由により学べない、また、学んだことを活かせないという現状は、若者の未来を閉ざすとともに日本社会にとっても大きな損失です。

そもそも、授業料が高いうえに先進35カ国で形成されるOECD加盟国の中では当たり前の給付型奨学金制度のないのは、学費無料のアイスランドを除くと日本だけであり、早急な改善が求められています。

よって本議会は、意欲と能力のある若者が、家庭の経済状況にかかわらず安心して学業に専念できるよう、そして、学んだことを社会に還元し、社会発展に貢献できる環境を整えるためにも、現在の奨学金制度の改善とともに早急に給付型奨学金制度を創設するよう政府に対し強く要望します。

以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。

 

平成28年6月  日

 

 

徳島県海部郡牟岐町議会

 

提出先

内閣総理大臣 文部科学大臣 衆議院議長 参議院議長

 

勉強になりました

DSC_0610DSC_0616DSC_0619みなさん おはようございます。7日午前6時現在、雨で気温は18℃。気分は(ー_ー)!!

昨日は、午前10時より行政常任委員会でした。午前中は、地方創生事業について説明を受け、午後は県立海部病院建設現場、避難広場、残土処理場、保育所、建て替えが予定されている町民センター、活性化センターなどを視察し、説明を受けました。
「ふるさと創生支援事業」では、あんどんの会、ノアむぎ2000、カモン牟岐など様々な団体が地方創生を目的に事業を取り組んでおり、お互いの活動を交流し、励ましあう意味でも報告会を実施してはと提案しておきました。

3月議会が閉会しました

10日、3月議会が終了しました。一般質問には6名が立ち本庁舎移転、ふるさと納税、LED化、子どものスポーツ活動などについて質しました。

私は、3点について質問しましたので、質問原稿を紹介します。

3点について質問させていただきます。最初に障害者差別解消法施行にあったっての本町の取り組みについてお伺いいたします。

小さいころを思い出してみますと、おやつの時、どちらが多いとか少ないとか、どちらが大きいとか小さいとか兄弟げんかをしたことがありました。また、兄弟の中でも長男が特に大事にされることに反発した経験がある方もおいでるのではないでしょうか。このようなことにもみられるように本来人間というのは誰もが公平で平等に扱われることを望んでいます。誰もが差別されたり不公平に扱われたりすることを嫌がります。これが人間の本性と言っても良いのではないでしょうか。

人間は、社会的動物という言い方をされます。一人では生きて行かれない、みんな仲良くし協力しなければ生きていけない動物であるという意味ですが、残念ながら社会の発展過程において、富むものと貧しい者、支配するものと支配される者、差別する者とされる者、不平等や差別が当然という社会を人類は長い間経験してきました。

慶応大学の創立者である福沢諭吉さんの「天は人のうえに人をつくらず、人の下に人をつくらず」の言葉はあまりにも有名です。今では当たり前のこととされていますが、彼は、人間はみな平等であり差別に反対し、平等な取り扱いを要求する権利があることを主張し行動しました。言いかえれば、人間は、本来望まない不平等と差別が存在する社会をつくりだしてきたが、それは人間の知恵と努力で解決できるということを教えていただいたのではないかと思います。

さて、日本国憲法第14条には、「すべての国民は、法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分、又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において差別されない」と規定されており、第97条には「この憲法が、日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であって、これらの権利は、過去、幾多の試練にたえ、現在および将来の国民にたいし、おかすことのできない永久の権利として信託されたものである」と書かれております。ただ、憲法に書かれていれば自然にそうなるかといえば現実はそうではありませんので、第12条に書かれているように「この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によって、これを保持しなければならない」のであります。

 

そこでお伺いをいたします。障害者差別解消法、正式には「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」が平成25年成立をいたしました。

「障害を理由とする差別の解消を推進し、もって全ての国民が、障害の有無によって分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現に資することを目的に」し、国、地方公共団体、事業者、国民の責任を明らかにしております。

行政機関に対しては、差別的取り扱いをすることにより障害者の権利利益を侵害してはならないとしていますし、障害者から現に社会意的障壁の除去を必要としている旨の意思表示があった場合には、その社会的障壁除去の実施について必要かつ合理的な配慮をしなければならないなどと規定されております。また、差別解消のための支援措置をとること、啓発活動、情報の収集などが義務付けられております。

そこでお伺いいたします。

この法律はこの4月1日施行になるわけでありますが、法成立後3年であります。法が成立し、施行まで3年というのはあまり例がないと思いますが、これまで間どのような準備、取り組みをされてきたのか最初にお伺いをいたします。

次に大変初歩的な質問になりますが、大切なことなのでお伺いをいたしますが、担当される課はどこですか。

次に、差別に関する相談、そしてそれを効果的かつ円滑に解決するために「障害者差別解消支援地域協議会」を組織することが出来るとなっていますが、本町は設置するのかどうかお伺いいたします。

次に、法の趣旨にあるように、障害者が社会の構成員として普通に生活できるようにしなければなりませんが、現在の牟岐町には今後どのような課題があると考えているのかお伺いし、次の質問に移ります。

 

次に、新海部病院開業後の通院対策についてであります。この件については、昨年6月議会で堀内議員が、12月議会では一山議員が取り上げております。引き続きの質問になりますが、開院が近づくにつれ、町民のみなさんの中でこの件に関する関心が非常に高まっている反映だと考えて頂きたいと思いますし、1年といってもあっという間でありますし、方針を誤らないためにも調査が必要になることもあるでしょうし、議論を促進し、深めていくためにも必要だということで質問させていただきます。

新病院を津波の心配のないところに移動させたことについては町民のみなさんからも高い評価を得ております。ただ、仕方がないことだといえ特に、歩くのが不自由な老齢者や障害者にとっては通院が大変な問題になるケースが予想されます。もちろん、介護保険を使っての通院、自分で運転されて行かれる方、家族が送り迎えをされている方、タクシーを利用されている方などたくさんおられますが、それが叶わないという方もおられることは確かであり、何らかの対策が必要なことは間違いないことだと思います。

現在、牟岐町でどれぐらいの人が海部病院を利用しているのでしょうか。海部病院で伺ったところ、一日平均200人の外来患者があり、牟岐町の方で利用している割合は入院患者と同じで26%ぐらいだそうで、人数で言うと52人ということになります。6月議会で百々生活健康課長の答弁で平成26年度の生活機能評価調査では、通院時介護・介助が必要だと答えた人が4,3%と答弁されていますので数字をそのまま当てはめてみますと1日2人ということになります。開業日数が22日としますと月44人ということになります。その中には介護タクシーを利用している人や家族が送り迎えをしている方もおいでると思いますので、大雑把な数字ではありますが、それほど多くはないのではないかと想像できます。ただ、少ないといっても、病気の治療は早期発見、早期治療が大切ですので受診抑制につながらない様、行政としては何らかの対策を講じなければならないと思います。

どうすればいいかということについては、多くの人が巡回バス、タクシーの割引券と答えます。議会でもそのことについて検討すると町長は答弁されています。

巡回バスの運行は良いアイデアだと思います。ただ、巡回バスの場合、地元の業者のことを無視するわけには参りません。一時は町内で11台のタクシーが走っていたことがございましたが、現在では3台です。いかに経営が厳しい状況にあるかが想像できます。ここに、行政の巡回バスを運行させることになれば、業者の息を止めてしまうことに繫がりかねません。ただ将来的に通院だけではなく買い物、外出する機会を提供するという意味で巡回バスという選択肢も有りだと思いますが、その場合も地元業者を巻き込み連携できる方法を探るべきだと思います。

割引券配布の対象をどうするのか、何枚発行するのかなど検討すべきことはたくさんありますが、現時点ではタクシーの割引券の配布が現実的ではないかと考えます。

町としては、現在の所どのような対策を考えているのか、また、病院利用者、タクシー事業者など関係者との協議はされているかお伺いし次の質問に移ります。

 

次に、オスプレイや米軍戦闘機の低空飛行についてお伺いをいたします。この件については、議会として、「低空飛行の中止を求める意見書」を採択し、関係機関にもの申してきました。しかし、日本の航空法を守るなどの日米合意を無視し、危険な低空飛行は繰り返されています。その上にオスプレイの低空飛行です。私の知ってる範囲では、毎年1回程度飛行しておりましたが、今年になって3月の4日、7日とかってない頻度で飛行しました。8日の徳新では鳴門市のコウノトリ保護区の近くを飛行したことが報道されておりました。自ら公表した飛行航路など関係なしに自由気ままに飛んでいるわけであります。

ご承知のようにオスプレイは、開発段階から明らかになっているだけで、戦闘ではなく41名がなくなっており、米国では未亡人製造機と呼ばれているものであり、公表されておりませんが、昨年和歌山市で防災訓練を行った際、飛び立った後で芝生を焦がし消防車が火を消すということもあり、とても防災にも使えるものではありません。

町長は、町民の命と暮らしを守る最高責任者です。今まで県など関係機関に「困る」などの意思表示はしたことがあるのかお伺いし質問を終わります。

なお、森議員が提案した「森林・林業政策の推進を求める意見書(案)」の賛同者になりました。

勉強になりました

みなさん おはようございます。24日午前6時現在、晴れで気温は10℃。「赤旗」日刊紙の配達を終えて帰ってきたところです。気分は相変わらず(ー_ー)!!
23~24日と高知県奈半利町、馬路村、北川村、田野町へ議員研修で出かけていました。ふるさと納税制度を活用した町おこし、ゆず加工による雇用の創出など、学ぶことが多かった二日間でした。

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