2019年11月26日 by hujii5150 同級生がアルコールとたたかっています。No.8 川辺秀年 5時間前 アル中になりました No.8 言葉は通じない!? 「アル中になった人の言葉は、今 呑んでいる人たちには通じないよ。」 断酒会の先輩方からよく聞きます。かつて酒好きだった頃の私にも通じないでしょう。 それを承知で投稿するのは、あらゆる酒害で苦しんでいる人や、生き地獄に居るアル中に巻き込まれて蟻地獄に引きずり込まれているご家族の一助になればと願うからです。 更に、生き地獄に向かって歩み続けている人たち、依存症の入り口に立っている人達には、引き返す切っ掛けになればと。 想像を絶する様な世界を見て来た。面白おかしくも、おどろおどろしく恐ろしい生き地獄だ。そこまで行って生還できるのは、80~100人に一人しかいないと聞かされた。最近は千人から数千人に一人しか助からないと感じている。 私はその内の一人。たまたまの運とご縁によるものです。 そして分かった事は、酒と依存症に就いて何も知らなかったと言う事。知らないまま無防備で呑んでいた。素直に日本の酒文化と習慣に従っていただけなのに、なんで~?・・・といっても後悔先に立たず。トホホ・・・。 酒が「依存性薬物」であることすら知らなかった。嗜好品であるとばかり思っていた。 自分が呑んでいる酒とアル中の呑んでいる酒は違う酒だと思っていた。イヤそんな意識すらなかった。自分は違う。私は酒に強いだけで溺れている訳ではないと思っていた。 美味しいお酒を楽しく嗜んでいるだけだ。アル中になるかも知れないとか、アル中になるとどうなるのか等の意識は皆無だった。 「嗜む」と言う言葉が「溺れる」と言う言葉の尊敬語であり丁寧語である事も知らなかった。「お酒を嗜む。」と言ったり言われたりしたらもう危ない。 「川辺先生は、お酒を嗜まれますか?」、「ハイ、お付き合い程度には少々・・・」(嘘ツケ!少々じゃないだろう!?) アル中に至る経緯と実例、家族としての酒害者への対応策等を、私の経験及び断酒会や研修会、専門医、内閣府、厚労省、WHO等からの情報と共に書き綴ります。 アル中(アルコール依存症)は病気です。病気だから治ります。 それは運不運とご縁の有無にもよります。 これから具体的に紹介して行きます。 もしこの投稿が、現在お酒を嗜まれている人達の気付きと、多少の自制になれば幸いです。 共有:TwitterFacebookいいね:いいね 読み込み中… 関連