徳島県議会自民会派の実態

これが県民を代表する徳島県議会の実態か。県当局はそれなりの努力をしているのに、議会の対応としてはあまりにも情けない。

山田 豊さんの写真
山田 豊

 徳島県議会閉会日報告その2です。達田・上村両県議に続き、「米軍機の低空飛行訓練に関する意見書」を新風民主クラブと日本共産党の7人で共同提出、提出者説明を庄野県議が、私が賛成討論を行いました。
徳島では、オスプレイが3月4日に1年半ぶりに、県南部で目撃され、3月7日には県南部に加え鳴門市でオスプレイの低空飛行が目撃され、鳴門コウノトリ鳥獣保護区付近を通過したため、県を挙げて保護活動に取り組むコウノトリの初繁殖や定着への影響を危惧する声が多く寄せられ、地元紙も1面で報道しました。
この事態を受け、昨日の午後自民党県民会議の代表が、「米軍機の低空飛行訓練に関する意見書(案)」をわが会派にこれでいきたいと示しました。一読して「いいですよ、紹介議員にもなります」と返事をしました。
ところがしばらくしてからこの意見書案は撤回したい、これが自民2会派の結論ですと・・・
今朝本会議前に開かれた議会運営委員会で、この撤回理由を正すと、「北朝鮮など安全保障環境が、きびしくなっているから、この時期に意見書を出すのはふさわしくない」との驚くべき意見が・・それなら堂々と本会議で表明したらいいんですが、本会議では討論せず、いや県民の前でこんな討論は当然できないでしょう。意見も言わず数を頼んで否決、怒りを覚えました。
私はこの経過も指摘し、討論を進めました。過去11回米軍機の低空飛行訓練中止などの意見書を提出してきた徳島県議会、県民の生命・財産を守り、不安を払しょくするのも県議会の重要な責務です。
県当局も3月4日には、中四国防衛局にはメールで、外務省にはファックスで目撃情報を知らせ、住民に不安を感じさせるような低空飛行はしないようと申し入れたとのことでした。
7日には、中四国防衛局と外務省に鳴門コウノトリ鳥獣保護区付近の通過を受け、コウノトリへの影響を心配する声を含め、住民に不安を感じさせる低空飛行は中止に向け、対処願いたいとの申し入れをしています。
県はオスプレイの情報は、事前に通告があり、県内24市町村、県民局、ヘリの担当部局に知らせたそうです。
しかし米軍機オスプレイの飛行については、県に事前通告がされるようになっているものの、具体的な飛行時間やルートは知らされないということでした。「これでは防災ヘリやドクターヘリもどう気をつけたらいいのかわからないのではないか。」など危険性が改めて浮き彫りにもなりました。
その後3月12日には、牟岐町沖の出羽島(てばじま)で、「牟岐・出羽島アート展 2016」のイベントとして行われていた結婚式の最中、40年ぶりの婚礼で島民や観光客が祝福をしている最中に、米軍機3機が低空飛行、爆音を耳にした大勢のカメラマンや来場者が、一斉に空を仰ぎ見て、驚きの表情を浮かべ、「パイロットの顔が見えそうな低さだった。こんな飛び方をされては、住民は大変迷惑だと思う」とも報道されました。

県民の生命・財産を守るのは、県行政の責務というだけでなく県議会の責務、役割であることは言うまでもありません。
この状況の下で、県議会だけが米軍機の低空飛行訓練に声を上げないのでは、県民の生命・財産を守り県民の声を代弁する議員としての役割が問われます。この意見書を否決することは県議会史上の汚点になると討論の締めくくりに指摘しました。

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