長男が久しぶりに帰ってきた。県内に住んでいるのに滅多に帰ってこない。帰ってきても、趣味もないし、疲れているのか大抵は家でゴロゴロ。一晩泊まれば「それじゃ」って行ってしまう。
そんな息子も、夕べは、職場の人間関係で悩みがあるのか、バーさん相手にかなりの時間話し込んでいた。こんなに不景気になれば、中小零細企業の経営は難しいだろうし、そのしわ寄せが労働者に被さってくる。職場の人間関係にもいろんな影響が出てくるだろう。
そんなことで、気分転換も必要だろうと鮎つりに誘った。近くにある内妻川の鮎は小さいけれど、今年は数が多いので何とかなるだろうと誘ってみたが・・・・
まき餌をすると、水面でバチャバチャし始めたが、小さすぎてどうしようもない。
結局、1時間ほどで諦めて、秋に再挑戦することにした。
釣果は、ど~ちんぽ(正式名は?)2匹。気分転換になったかどうか?
20年前に亡くなった 父親 と会話する事は余り無かったし、
40過ぎた 吾が長男 と喋り合うのも無いなあ~
元来が無口な性分なので、 息子もそれを受け継いでいる様だ。
息子は、愛知県の春日井市で、 紙おむつ の製造関係に携わり、
妻と子供二人の4人家族で、 何とか平穏に暮らしている。
我が家には 2人の孫達 が同居する破目となり、
多少の手狭感もあるのか、 2年に1回位の訪れでも
昼過ぎに到着して、 数時間後の夕方には 自分の家に帰ってしまう。
妻は、 少しさみしそうな気分の様だが、 父親の私には 余り気にもならない。
親と子の関係って、そんなものかもしれないし、そうでなければならないのかもしれませんね。親は、子離れしなければならないし、子は、親離れしなければなりません。親としては淋しい気がしないでもないけど、これで良いのだと自分に言い聞かせています。